爪水虫の飲み薬を使用する際の注意点?
爪を形成しているケラチンは硬く外から外用薬を塗ったとしても、なかなか薬の成分を爪の内側まで浸透させることはできません。
そのため、飲み薬を使用して薬効を血流に乗せて患部に届け白癬菌を死滅させます。
爪水虫の飲み薬は薬局や薬店などで市販されていることはありません。必ず医師による処方箋が必要です。
ですから、爪水虫かなと思ったら迷わず皮膚科を受診して下さい。飲み薬を服用する前には血液検査が行われます。
また、服用を開始してからも定期的な血液検査が必要となります。治療の経過を確認したり薬の副作用の状態をチェックしながら慎重に処方が行われるためです。
薬の副作用などが現れた場合は薬の変更をしたり、服用を休止するなどの措置が取られることとなります。
また、肝臓が悪い方は爪水虫の飲み薬は服用できません。同じく、妊娠中や授乳中の女性や妊娠の可能性がある女性も飲み薬を飲んではいけません。
他の病気で服用中の薬がある方は、薬の飲み合わせや副作用の心配があるため必ず医師に相談して下さい。
また、爪水虫は飲み薬を使っても100%の人が完治するわけではなく、完治するのは7〜8割の人であるということも理解しておく必要もあるでしょう。