痛風 症状

尿酸値の上昇が痛風の症状を引き起こす?

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痛風は風が吹いただけでも痛い、ということからその名前が付いた疾患です。原因は末梢の組織中に形成されてしまった尿酸の結晶であり、尿酸値が高い方は特に発症しやすいと言われています。

 

尿酸はプリン体、つまり細胞核のDNAに含まれる栄養素を体内で処理した際に発生します。本来は体内の解毒などの働きを示し、体に良い働きをする物質なのですが、プリン体の摂り過ぎによる尿酸の過剰や年齢とともに過剰な尿酸を処理する能力が低下し、血中に溶けきれなかった尿酸は結晶化します。この結晶は鋭いトゲのような結晶であり、これが組織を内側から傷つけることによって痛風特有の痛みや腫れといった症状が現れます。

 

この結晶は末梢の血流に乏しい組織で最もできやすいのですが、特に足の親指にできやすいと言われています。それ以外にも靭帯、指や肘などの関節にも結晶が出来、足の指に出来てしまったときと同じような痛みや腫れを引き起こしてしまいます。こういった痛風の初期症状はその痛みだけに留まらず、患った人の生活や活動まで制限してしまうという問題があり、生活の質は痛風の有無で大きく変わります。

 

治療も予防もプリン体の摂取制限が最も効果的です。プリン体は若干の摂取なら問題はなく、とても多くのプリン体を含んでいる食品を除けば、特に食事制限はありません。ビールや魚卵などを控えることが重要です。また、血液中の尿酸濃度が問題になるので、多めに水を取るなどの対策も有効であると言えます。